闇の中に仕舞い込んだリンゴが腐ってなければいいね

でジャニヲタ離れて何やってたかっつーと、諸事情で音楽を勉強しておりました。洋楽もやんなきゃなんだけど範囲広すぎてムリだからとりあえず邦楽でサブカルっぽいやつを聞き漁っている今ナウ。

ハイファイ新書

ハイファイ新書

いろんなところで話題になっていたので。女の子ボーカルなのか!もっとマキシマムザホルモン的な意味のわかんなさを想像していたら、ラノベ的な意味のわかんなさ*1でシビれた。哲学的なんだかナンセンスなんだかよくわからん歌詞がボーカルの子のいかにもフワッフワで異次元な声で秩序付けられているような不思議なまとまり方をしているのだね。しっかしこれ作詞作曲他のメンバーの男子って、やりたい事がわかりやすすぎるwwww良いド変態だな…。「わたしやめた 世界征服やめた」の鮮烈なインパクトは素晴らしいです。
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S map?SMAP014の中の「愛の灯〜君とメリークリスマス〜」という噴飯レベルのダサタイトル曲(北川エリリン作詞)が聞いてみるとめちゃくちゃ良くて「なんじゃこらー!」と作曲編曲を調べたらキリンジの人と冨田ラボの人だった。というわけでキリンジです。これめっちゃくちゃ良いですね。ニューミュージックというか、80年代シティポップの呪縛にかかっている私ですのでこういう雰囲気嫌いなわけがない。大滝詠一的な。ナイアガラトライアングル的なね。でこんだけ爽やかな曲アレンジなのに歌詞がシュールで違和感wだがこれこそがキリンジアイデンティティなんだろうなぁ。とすると物凄い勢いでキリンジ臭炸裂な前述のスマ曲も北川エリリンの砂糖3キロくらいぶっかけたようなベッタベタな歌詞のせいでキリンジの楽曲とはまるで別物になっている。そういえばこないだ初めてエリリンのお写真を拝見しましたけど「…!これは…!ロンバケ書くよねー!」って感じの少女チックな女性で色々腑に落ちました。ふう…。これは必須だろ!とユニコーンのお勉強。民生さん名義の時代しか知らない87年生まれなのでびっくりしました…!で魅力もわかるしこりゃ90年代売れるわーって超納得したんだけど、共感はできませんでした。なんでかってーとユニコーンというバンド、楽曲って同時代性を求められるんじゃないのかしら?と考えたわけだ。普遍的な良さっていうよりかはその時代の素晴らしいところを圧縮したような魅力があるんじゃないかなぁと思うんだよ。ユニコーンにはその傾向が顕著なんじゃないかなぁ、と。普遍性が無いわけじゃないと思うんだけど!「大迷惑」とか「すばらしい日々」はやっぱり良いしね。ていうかたぶん私もあと5〜10年早く生まれてたら今の復活に号泣して死ぬ気でチケット取ってたと思う。あのハチャメチャなお遊び感はやっぱりリアルタイムで体験したら「すっげええええええええええ」と思うよねたぶん。
生命力

生命力

FAB FOX

FAB FOX

スワイニッシュ・タウン

スワイニッシュ・タウン

Highway 61 Revisited (Hybr)

Highway 61 Revisited (Hybr)

人にすすめられたやつとかよく名前聞くやつとか色々。チャットモンチーはなんだか凄い。変調っていうの?「おっ」と思わせる音とか歌詞ばっかりでできてるから面白い。フジファブリックは想像していたよりもずっと気色悪くて良かったですw勝手にしやがれはめーちゃーくーちゃーかっこいいいい!!大正アンダーグラウンド的。大好きに決まってます。ボブ・ディランは飲み屋でサラリーマンの男の人に「学生にうちに聞いておけ!」と激しく薦められたので借りてみました。最近耳が楽しいよー。

*1:読んだことないけど