コニャックとジャムの匂い
いつまでも下世話なエントリが一番上なのも…と思いイメージアップ!太閤さん好感度回復!のために全く趣向の違うエントリを上げようと思うよ☆ちょっとキワどいエントリを上げた後自分で後悔する愚かな習慣をもう辞めたい。衝動に任せて書く文章の方が勢いがあって好きなんだけど、勢いがあればあるほど中身の非論理性が際立ってしまう罠。理路整然とテンションの高い文章を書く方法を誰か教えて下さい!さて、昨日はこちらを読了致しました。ネタバレは別にないはず。
- 作者: ドストエフスキー,亀山郁夫
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/09/07
- メディア: 文庫
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で、カラマーゾフ家の中では凄い大事件大騒動大混乱が起きているわけですが、それを読んでるこちらの印象としては…うん、滑稽なんですよね。凄く。悲しい喜劇というか、滑稽な悲劇というか。騒動の内部に居る人々は叫び回り慌て回りするんだけど、その激情が凄くアホらしいのです。でもその温度差を感じさせない…じゃないな、感じさせつつ物語に醒めさせないところがドストエフスキーの凄いところなんだと思う。たぶん。読み出したらバババーッと読んでしまう。あと訳ね、これおそらく相当解りやすくなってるんでしょうね。ガンガン読めるもん。逆に旧訳も読んでみたい気がします。名前や設定でつまづくのかなー?新訳で読む限り、物語が長い以外は特にひっかかる点はないのだけれども。さーぁこれからどうなるかですね。今2巻の冒頭です。楽しみです。早く3巻から買おう…高いけど…。