嘘つきのパラドックス

スマ厨でほんとごめんけど今DVDが楽しみすぎてSMAPは宇宙一モードで色々見てるうちにスマスマ特別編のすごいやつが出てきたから書き起こししてみました。腰がいてえ。中居教啓蒙部としてこれは!と思うものですので、興味があれば是非。SMAPのメンバーが2人組で、BGMもなにもないスタジオで20分のガチトークするって趣旨なんですけどこれが!木村慎吾→慎吾中居の流れが特に凄まじかったんですが、ちょっと中居と慎吾のとこだけ。ちなみに情熱大陸での中居の「さっきの話全部嘘ですけどね」ネタはここでも使われてたらしいですが、ビデオの関係でその前のCMまでしか録画できてなかったよ…悲しい。しかし慎吾と中居が凄すぎる。というか中居が凄すぎる。木村と慎吾のやつも大概面白かったんだけど、それは睨みつけんばかりの目で木村に挑む慎吾といつもの屈託の無さで真っ向からそれに向き合う木村って画ヅラが一番面白かったので文字起こしじゃたぶん伝わんない!とりあえず上げるのでみんなは中居の凄さを感じればいいと思う!ちなみに2003年年末、ちょうど5年前です。N→中居、S→慎吾です。木村慎吾編もやりたいなぁ〜。
―――
N:どんな話がいい?どっちでもいいよ。俺どうにでもできるよ、慎吾の居心地のいい話にしたい?それとも深い話したい?
S:バッカ!
N:なんだよバカって。お前の居心地のいいような話をしたいかー可もなく不可もなくな話をしたいかー
S:うるさいっ!
N:なんだよー
S:トークの達人ぽくするな!
N:どっちがいいの?
S:もーそんなんじゃないんだよーもうちょっとさぁ
N:じゃあどっちがいいの?
S:木村くんとかもさーすげえちゃんと…
N:たぶんわかる、あのー慎吾がー木村とちゃんと話してる雰囲気も大体わかるし
S:…うん
N:どんなテンションで行きたいのかなーって
S:…それはなんか空気から言ったらさぁ、「いやーSMAPもさぁー」みたいな
N:じゃあ…慎吾のいい話する?
S:俺のいい話?
N:うん、俺が思っている慎吾のいい話
S:うん、して
N:俺ねぇー…いざとなった時にー別に俺が仕切ってるわけじゃないけども、SMAPを任せられるのは、慎吾
S:………
N:いいこと言うだろ?
S:……
N:なぁ?
S:いいことで、素直にいいことだなって思うんだけど、もしかしたらこの人面白くゆってんのかなって思うよね
N:(笑)そゆのバレる?
S:うーん
N:でも、でも結構いいテンションでゆってるよ?
S:うん
N:悪くない話だよ?
S:うーん
N:たとえばー、ライブなんかでさ、なんかあるときは、俺ほら体調おかしくなっちゃう、倒れちゃうじゃん。俺倒れんのよ(笑)
S:倒れるよね
N:ライブさ
S:あれはなんなの?神経が細かいとかそゆこと?
N:そうじゃない?なんかやらなければならないってなるとー、もうたぶん胃だろうね、オエッって来ちゃうんだよね
S:うーん
N:だからオエッて俺が喋れねえって思って、MCとかでさ、頭大事じゃんか。
S:うんうんうん
N:なんか発表しなきゃいけないこととかさ
S:うん
N:そんときはあーもう、なんかあったら慎吾だなーと思って本番前に。俺ダメなったら頭だけやってなーとか
S:うんうんうん
N:吾郎には任せられない
S:どうして?
N:え?怖い
S:(笑)
N:…俺とね、慎吾はさ、ほらちょっと似てるじゃんか。
S:うん
N:似てるとこあるじゃん。んで物事に対してこう引いて見られるじゃん。引いて見ることができるタイプだと思うのね。客観的に見れんじゃん、SMAPのことも客観的に見れるし自分のことも客観視できたりするじゃんか
S:うんうん
N:だからかなぁって
S:…ふーん…
N:ちゃんと見てるなぁと思うよ。我慢もしてんだなぁって思うしね。うん。でもそれがたまにプチッて切れてぐわーって突っ走って歯止めがつかない時もあるしね。吾郎ちゃんイジる時お前…嫌な顔すんもんなー。吾郎ちゃんイジりすぎて、あらもうこれ笑いじゃなくてもう自分の感情で嫌味言いたくてしょうがないんだろうなぁって思う時あるもん
S:うっそだーそりゃ中居くんだよ!
N:俺ちが、俺止めんもん、俺慎吾が行ってる時行かないもん俺
S:それ自分でわかってない俺と同じだよ。わかってないんだよ。止まってない全然、
N:吾郎ちゃんももう泣いちゃうんじゃないかなって思う時
S:中居くんはよくそれ俺に言うよね。止まらなくなる時あるって。それはもうそのまま言い返せるね。コンサートとかでも
N:うん
S:トークの部分でね
N:うん
S:んでもう確実にお客さんは笑ってない。もうその話はいらない。メンバーもみんな気づき始めてる
N:(笑)
S:のにひとりでその後5分くらいその話してる時あるよ
N:なんだ俺…なんか俺スベってんのにその話なんかわかってねぇみてえじゃん。それヤだなぁ
S:ちがっ、スベってるとかじゃないもん。怖くなる、なんか
N:(笑)
S:この人なんでそのこと話してるんだって
N:喋りたいんじゃない?うん。…ちゃんと見てるよね。慎吾はね。あのーだからバランスとってんのも慎吾だなぁって思ってたりするもん
S:…
N:うん。自分でもわかってんだよね?それも。だからー
S:時々諦めるよ。
N:うん。諦める時あるね。無理だなーって思う時
S:無理だなーって
N:うん。いいコだなーって思うよ
S:……
N:……ちょっと待って屁していい?
S:………
N:………
S:………
N:…ごめんね
―――
N:ライブどう思う?
S:ライブ?大変
N:大変だねライブを作るに…
S:すごく大変
N:初日までね
S:すごく大変で最近僕もこう色々さ、やらしてもらったりとか
N:うん
S:話を聞いてくれたりする人たちがいたりとかー、する状況になったから、そうやってやってみて、……うんすごい大変。やんなる時いっぱいある
N:うーんやんなる時いっぱいあるねぇ
S:もうほんとに逃げ出したい
N:うん
S:時
N:うん
S:に、案外話を聞いてくれないメンバーとか
N:うん
S:驚くね!(笑)
N:うん(笑)
S:でも中居くんはさ、それを何年もひとりでやってた、でしょ?みんなの見えないところで
N:…
S:うちらに見えないところで中居くんがなんとなくスタッフの人と話してたとかー、言うのを何年間かやったことのある人なんだなーって
N:そんであのー、…まぁ結果だからね。ライブってさ
S:うん
N:本番だけ見ればさ、その過程は正直どーでもいいわけじゃん
S:うんうんうん
N:お客さんには関係ないことだから、別に明かすようなことでもないし
S:うん
N:ただ…ね、ライブでさ、SMAPがさ、ダメんなっちゃうのはさ、一番ダメなことじゃん
S:うーん
N:だから懸命になれんのかな。
S:うーー…ん、でも難しいよね、よくやってきてると思うよ。
N:正解ないからね。すっごい考えるよ。俺、
S:…ライブ好き?
N:ライブは俺できるまでが好き
S:あー
N:できるまでの過程がね、つらいけどね。やっぱりさぁ、振り付けとか終わってさ、ふつーにもうふつーにスタジオとか行くのよ
S:うん
N:でふつーにスタジオ行って、音のサイズとかさ、じゃあ音さ、ここの音ギター足してとかなんかやってんのね。たぶんこれ…あーたぶんだーれも知らないんだろうなーと思って、そんでこれでできたこれで完璧だろと思ってみんなにやった時に「あーこれちょっとなー」みたいな
S:(笑)
N:でもこれもー、SMAPのやり方だなって思うしね
―――
N:どっち考える?自分がやりたいことをやってまーすっていうライブを見てもらうのと、自分はもしかしてこれ、あれかなー面白くないけどもお客さんが求めてんならこれやろうっていうタイプと
S:お客さんだねぇ
N:…だよねぇ?慎吾はね
S:…だねー。…全て見に来てくれてる人だねー
N:お客さんだね
S:…だってそのためにやってる感じだから
N:うーん
―――
N:SMAPでさ、なんかコントやるとか話し合うってこと無いもんな
S:無いねー、SMAPもっと話したほうがいんじゃない?そろそろ
N:…まだいんじゃない?
S:…まだかよー!
N:ンフフ
S:よく僕はねハタから見るの
N:うん
S:が好きだし、そうやってなんか見えちゃうんだけど自分のこともそうだし他のメンバーもそうだし
N:客観的に
S:SMAP全体も。あのすごいと思うSMAP
N:どゆこと?何を基準に?
S:あのー、…周りが言うすごいなーSMAPかっこいいなーとかとはちょっと違う感じでこう、コンサートとかもさ、そうだしコントのこととかも番組のこととかも、みんなで話をしないじゃない?
N:…うん
S:そのー今はまだしなくていいんじゃないかって風に話し合いとか無いじゃん。
N:うん
S:ほぼゼロに等しいくらいに無いのにー、何かが出来上がっていくのが、そんで周りの人たちが認めてくれてすごいって間にさ、…無いのが凄い
N:でもそれはー…新しいと言えば新しいのかもしれないし、それで成立しちゃって、甘んじちゃいけないしね。
S:んで今僕が思うのはそこで話し合ったりすればー、さらに何か新しいものがあるんじゃないか…って、ちょっと思う
N:………無理だな…
S:(笑)
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終始中居がお父さんみたいな目で慎吾を見てて、慎吾は拗ねた子供のように中居のほうを見ないのがなんだかすごく印象的です。これは本当に凄い。勝てないわーSMAP。てか中居。