いつでも最強の極上スーパーファイト!

あっ今年もがんばりますやるんだ〜へー知らなかったわーんじゃこれ終わったら年末年始スマ仕事感想でも書くかな〜と思ってたらこの番組が近年稀に見る神番組だったのでちょっと書いてみる。スマヲタとしてももちろん萌え滾るポイントがいっぱいあったんだけど、それ以上にバラエティ番組としての完成度が高かったのがびっくりでした。これはテレビ番組考察系のブログで取り上げられて欲しいな〜賢い兄さん達が着目してないかな〜と思ってちょっとハイク覗いたらジャニヲタばっかでがっかりしたw別にいいけどw
まず何が素晴らしいって去年より面白くなってたところが単純に素晴らしいです。去年の場合は「SMAP(いわゆる「国民的アイドル」)が過酷なチャレンジをするという試みが面白い」ってだけでハードルがだいぶ下がってたんですよね。事実木村の全力坂が出色だったくらいで実は他メンは特に過酷なことをやらされたわけでもなく(笑)。「森のハイキック」発言やらなんやらでうやむやにされてましたが、こないだの奴は正直私全力坂と吾郎さんの仮面ライダーGしか残してないwくらいなものでした。それでも十分及第点だったんです。ドッキリもトークも面白かった。見てて苦痛な番組では決してなかったんですわな。それが今年!テレビ局サイドからしたら最も過酷なことをやらせづらいであろうw木村さんの全力坂がうまく行ったせいかなんだか知りませんけど本当にみんな「頑張って」いたのです。びっくりですよ。その上企画の巧妙さが舌を巻くほどでした!言うほど「テレビっ子」なわけではないわたくしですが、それでも…っていうか、だからこそ「あ、今こんな面白くて緻密な企画立てられる人いるんだ!」って軽く感動すら覚える仕上がりw例えばサバイバル鬼ごっこ。捕まえる、逃げるという関係性だけじゃなくて島中にカメラが100個仕掛けられていてそれを潰して行かないとダメ、って地味に物凄い仕掛けだと思うのです。逃げる方がじっと隠れて過ごしてしまう可能性を潰すことで動きのある画が撮れるとか色々メリットはあるんだろうけど、けど20分ちょいの尺ってことと島中に100個のカメラを設置する労力を考えると「面白さ」に対する貪欲さがハンパネェと思うわけです。つまらない教養クイズ系の番組でお茶を濁してる諸バラエティ班はこの面白さに対する貪欲さ見習っていいと思う。細かい仕掛けがそれぞれ狂気にも似たwセンスで設置されてて衝撃でした。木村のトマト生活だって、あれだけのトマト集めたり部屋の内装したりバスに塗装したりwあんな短い尺のために使う労力としては桁違いの仕掛けが施されておったじゃないですか。総じてスマップだからどうのこうの以上に黄金伝説スタッフの面白さへの意地を感じる仕上がりになってたのが推せるw。SMAPっていう素材与えられてスタッフも楽しかったと思うんだぜー。私はSMAPをこういう滅茶苦茶な使われ方をしてこそ光る存在だと思ってるし、テレビって本来これくらい狂気染みた面白さの追求であるべきよなーと何故か数年前の明石家さんま氏パーソナリティー27時間テレビを思い出したりもしました。あれは素晴らしかったねー。あの時感じたテレビバラエティの底力を何故かこんなところに感じた私でした。ううん捨てたもんじゃない。
それでその上素晴らしかったのが最後のどんでん返しです。流れはこんな感じ。

SMAPは何でテレ朝ドラマに出ないんですか?」という疑問

なんだかんだあって中居「5人でドラマとかやりたいよね」みたいな

「今年は5人でドラマでも」みたいな流れ(ヲタ:「キャー!」)*1

そんな皆さんに制作スタッフから見て貰いたい予告編がありますつってVTRへ

SMAP指名手配」各メンの企画に平泉成さんが!ナレーション「今回SMAP5人がそれぞれロケをしている中、なんと気づかれないようにドラマの撮影を敢行!」→犯人はSMAPの中にいる!「毒トマト殺人事件近日公開!」

呆気にとられるメンバー&ヲタ&視聴者、そして番組終了

とまぁこんな感じで、つまり5人の企画がまるっと壮大な「ドッキリ」的撮影だったのです。黄金伝説的な企画をやりつつ実はドラマになるように撮影が行われていたらしいのです。最後の最後で壮大などんでん返し。テレ朝がやりやがりました。視聴者ポカーンです。なんだそれ…面白すぎるだろ!!!!この時点で私は確信したんだぜ「テレ朝には天才がいる」と…。撮影時間の問題かギャラの問題か知りませんけど5人のドラマとか難しいよね〜→ならがんばりましょうのロケ中に勝手に撮っちゃえばいいんじゃねwってこの発想が天才のものでなくて何だと言うのでしょうか!あの興奮はリアルタイムでテレビ見てた人にしか味わえんじゃろうなぁ!と久々に「リアルタイムでテレビを見る」ことの面白さを痛感しました。全てはスタッフの手中ですよ。転がされる快感ですよ。このドラマらしきものの詳細がまるでわからないんだけどw最後の瞬間まで「視聴者の期待を遥か上回ってトコトン面白く」のスピリットだけは痛いほどに伝わってきて感動しました。あとこれが出来レースだったのかって論点ですが、私の希望混じりの予想は「中居だけ知っていた」ですw。5人でドラマの流れに持ってったのも中居だし、予告編の映像見ても中居のだけ気づかないはずないだろーと言いたくなる距離感で撮られてるし。つーか…もはやもう出来レースでもいいよ!いきなりあんなメタ視点提供されて滾らない方が無理!!言うたら叙述トリックをテレビバラエティで仕出かしたんですよ。かっこよすぎるでしょ!!はー凄かった。そうそう、それで密室だった木村の企画で、本来は「ドラマ」の仕事として演技をしなければいけない平泉さんを直接登場させてるのはうまい隠し方だなあと思いました。平泉さんをむしろ隠さずに出してしまうことで木村の企画自体が伏線と化して、オチの衝撃がデカかったから。…いっそこのドラマがスタッフの軽い冗談だったとしても、完パケとして流されることがなくても構わない!と思えるほどに(いや超見たいけど)あのオチの衝撃は快感だったなー。文字で書いても全然伝わらないのが歯がゆいwそれほど巧妙に作りこまれた2時間半だったってことですね。超面白かった。再放送があればぜひ見て頂きたい、テレビ好きの方にこそ。久々に変なアドレナリン出た、萌え以外のw

で!!!!!!個人的には単純な面白さに萌えも大量に積載されてたことがツボでツボで!!まずスタジオの木村さんが美すぎる。美少年。何あの可愛いおっさん。ビジュアル良すぎだろ!トマト食ったら可愛くなるのか!あんなに可愛くなるんだったら食うわ!明日スーパーからトマトが消えるわ!!!(絶叫)。前髪の具合やなんや知りませんがやけにキラッキラしてらして最高です。またトマト生活も萌えの宝庫で…だってパジャマ!!!!とか。何あの可愛すぎるパジャマwwwあれ37歳妻子持ちだぞwwwあと普段生気漲るたっきゅんしか見てなかったので、ぐったり萎れ気味のたっきゅんを初めて見て得体のしれない高揚感に襲われたことを告白しておきます。なんだろうめちゃくちゃ萌えた…けどやっぱウザいくらいに元気でこそ木村拓哉よな…!あんな超かっこいいMJダンスかましときながらトマトしか食ってなかったとか最強だろ。トマトしか食ってないのになんであんなにサブちゃんで盛り上がれたの。たっきゅん奇跡(厨)。そいから中居様のサバイバル鬼ごっこは超ガラ悪くて姑息で動き小動物みたいで中居のいいところが全面に出てて「リー様!!!」と平伏したくなりました。年末のお忙しい時期に…!中居は忙殺されてボロボロになっていればなっているほど萌えるので(嗜虐趣味ではない!)これを経ての紅白かぁとニヤニヤしながら見てた。あとみんな言ってたけど終始小窓の中居がびっくりするほどカタギじゃなくて最高にかっこよかったです!!!リー様素敵!!!!吾郎さんのはまず24時間わりと元気に頑張ってた吾郎さんが凄いw。ごろさんの歌うランナーがテラ繊細で超笑いましたwwwあのそよ風ボイスでランナー歌われてもwwwアンダルシア歌う吾郎さん、とか色々ツボはありましたが私は吾郎さんのしてた「5」のネックレスに全てを持ってかれました。ちょ、超可愛い!デザインも可愛いしあれを選んでつけるごろうさんも可愛い!w。つおしのは、ああこの人ほんとに変なコだなぁ…と思いながらwあの子天然記念物級のピュアだよ泣けるよ!最後でコース間違いとか神降りすぎ。振り回されてるようで振り回してるつおしの魅力が端的に表れたいいシーンでした。たぶんつおしなら来年も引っかかってくれるはずw。あと「くさなぎつよし!勝負だ!」の木村さんの美!が半端じゃなかった(まだ言う)。あいつほんと女の子の間に置いとくと光るよな…。で慎吾!その後インフルでダウンすることを鑑みると「乙!!!」としか言えないw。意外と楽しそうでよかったです。慎吾アレより全力坂の方が100倍嫌がりそう。慎吾の言葉や動きをずっと見てると端々からちょっとしたサイケ要素とか闇が見えてきてすごく萌えます…病み慎吾(精神的な意味で)好きなんだ…
そんなわけで、えー、なんだかこのがんばりますっ!が毎年恒例的な感じになってきて、なおかつ今年のがこんだけ面白かったので是非!来年も番組作って頂きたい気持ちでいっぱいです。毒トマト殺人事件もどっかでちょろっと流して欲しいなwなーんか年末年始すまっぷの仕事が超面白いので、これは2010年スマヲタ楽しいんじゃね?という期待を込めて〆。

*1:ここで中居の「フジテレビが黙ってないような気がする」というブラック?ジョークが…古畑…?それとも前日のあらし5人ドラマ?