今日見た夢の鮮やかすぎるあの色思い出せたら

私ごとですが卒業決まりましたー!就職先未だ決まらず進路フリーターがいよいよ現実味を帯びてきてホンキで情けなくて泣きそうなラブマの人ですどうも!脈絡がないようであるのですがハルヒ二期を見ましたよーということなど二次及び声話を*1。昨日成績発表の日でですね、そのままアニヲタな友達の家へ行って他の友人4人が麻雀をやってる間私はひたすらハルヒを見ていたわけですね。夜通しアニメ。しかもその前には120分中100分はアニソンが流れるという酷いカラオケに行き、大学生というリアルがオタクに完全に浸食された一日を過ごしました。お察しの通り二次ヲタが随分進行しています。エヘッ。ちゃんとDモPVを見て「今全ジャニーズで最も推せるグループはもしかしてかつんなのではないか」と思ったり、最低限のジャニヲタ活動はしてるつもり…だよ!何のフォローかわからんけれど!

見ましたー。ただしエンドレスエイトは最終回だけ、というチートを犯して…。友達に解説入れて貰ったりしたから概ね大丈夫なはず。今度エンドレスエイト1回目借りてきます。いっやーしかしこれ…二期…評価的にどうなんでしょう。個人的な感想ですが、物語の質としては断然エンドレスエイト>>>溜息じゃねーのと思いましたが。8回目しか見てないから偉そうなことは言えないんですが、8回も(ほぼ)同じものを流し続けたっていう倫理的な問題や是非は置いておいて、エンドレスエイトのロマンは溜息に勝ると思うんだーよーなー。一期の時に書いたように、私はハルヒシリーズの非日常が日常に回収されるところが好きで、その非日常が結構ロマンチックなところがさらに好きなのだよなー。というかこの非日常のロマンあってこそのハルヒ、のような気がするのです。確かに溜息で起こる諸々は非日常だけど、それに与えられる解決に「sleeping beauty」「白雪姫」、また長門さんの「また図書室に」みたいな鳥肌が立つようなロマンは無かった。その点やっぱり「やり残した夏休み」*2というモチーフ、浴衣や花火や虫取り、プールという記号的な青春要素と長門さんの立ち位置の切なさ(やっぱり鍵は長門さんか!)を鑑みると、エンドレスエイト大勝利だなぁと思うわけだ。あとこれはオチが素晴らしいですね!!エンドレスエイト8回目の喫茶店からのシーン、例えばキョンハルヒを呼びとめようとするところ、こういう傍から見たらさり気無いワンシーンを「世界を変える」ためのアクションとしてファンタジックに描くことに関してこのアニメは天才。ああそうだ、溜息はファンタジックな描写がなかったのも大きいかもしれないなぁ。抽象性の高いものが挟まってるところに魅力を見出す視聴者としては。あとさあとさ(止まらないw)、これ最後の最後の〆が本当に素晴らしいと思うんだ!!!キョン!!ていうか杉田超良い仕事!!小野Dもいい仕事!男子ふたりの掛け合いは超安心する!こういう美しいサゲ大好き。よくよく考えると矛盾が生じないこともないんだけど(それは溜息も同様)、それを補って余りあるリリカルな情緒があるから別にいいんじゃねと思いましたエンドレスエイトに関しては。溜息はそこがちょっと弱くて、論理的な謎が残ってしまうのよなー。構成的にやや冗長だったっていうのも大きいし*3。あと個人的に溜息のハルヒは超苦手であるwうーんやっぱり傍若無人キャラはあかんなー。溜息の青さもそら「普通の高1女子」とすれば可愛いレベルなんだけど、キョンはじめ周りの人々がオトナなのでなぁ…うんそうなんだよキョンなんだ…お前な…ほんとにな…ああああ!!!。あ、二期の作画の評判がどうなのか知らないんですが、なんっかキョンの作画だけえらい気合い入ってねーかと思ったのは私だけだろうかw
とはいえ溜息がてんでつまらんかったかと言われればそうでもなく。やっぱりシリーズ全体において「長門の立ち位置」「みくるの立ち位置」「古泉の立ち位置」がどれも正しいわけではない、それぞれがそれぞれの立場から現実を解釈しているに過ぎない、ということが明示されたことはオオッと思いました。パースペクティヴ。彼ら三者の言い分を抜きにしたら*4、この一連の物語はただの「ラブコメ」もしくは「青春群像劇」なのよね。そういうこのシリーズ全体のニヒリズムを自ら明言化しちゃうところに「先手打たれたな!」と膝を打った。そこでキョンが神的存在でも自律進化の可能性云々でもない、「傍若無人なクラスメイトの一人」というハルヒに対する認識を選んだところもいいよね憎いねこのフラグ男め!
そして古泉!いっちゃん!おい切ねえよ尚更切ねえよ!!一期より「普通の高校生(長門やみくるに比べて)」という部分が強調されていたり、完全無欠の仮面が剥がれてきたりしてるのはウワアアアアアアうわああんいっちゃあああああんってなりました(何の説明にもなっていない)。やっぱり苦悩するいっちゃんはあんまり見たくないので(切ないというよりつらくなるので←厨☆)、エンドレスエイトの楽しげな中に切なさを含んでいる(美!)いっちゃんが素敵!!!っていうかもう、好き!!!!と思いました。溜息の古泉はちょっとツラすぎるな…。いっちゃんが心の底から幸せになる日はきっと(原作・アニメでは)訪れないんだろうなー…とぼんやり薄暗ーい気持ちになりました。いいけど!憂いを帯びた古泉も素晴らしいからいいんだけど、いいんだけど、あああああ!!!!。誰かいっちゃんを幸せにしてあげてくださああああい!!!(常套句)。エンドレスエイト、「古泉が一番遊んでた」と教えて貰ったので他の回も何回か借りて来ようと思います。楽しげないっちゃん!!!!意外と字汚いいっちゃん萌える!(笹の葉)
で、結論として、一期がざっくり言うと「ラブコメ」だったのに対し二期は「青春群像劇」でしょうかw。まさかのエンドレスエイト推しな私…。いやほんと、方法論としてどうなのそれ!?という気持ちはもちろんありますし、リアルタイムで全部見てた人にとってはそのモヤモヤが何より先に立つのかもしれませんが、それを抜きにして純粋に作品の質を考えるとやはりこれかなと思います。笹の葉ラプソディも良いけどね。憂鬱1の「あんたどっかで会った?(だっけ?)」の伏線ここで回収するか!ってびっくりしたし。だがしかし!やはり!私はロマンを重んじたいわけで!私はハルヒの核をこのロマンに見るわけで!後追いで見てるからこそ、エンドレスエイトは素晴らしい!と主張して〆。これでやっと消失観る準備が整ったー近いうちに観たいです。私たぶん病むけど観ます。

んでハルヒを見終わったあと、友人宅のHDD内のアニメを適当に流してる時に今オタクを釣りに釣りまくっているデュラララを見せて貰いましたん。何故か7話。小野D推しだよつったらこれ見せてくれたワーイ。しかし私このアニメ何回か目撃してるはずなのに、全く話の主軸が見えてこないのは何事だろうかwいつ見ても違う話をやっている…。ともかく見せて貰った7話は小野Dさんのキャラ(静雄)メインでワーイワーイ。さっきまで古泉のキモいくらい爽やか略してきもやか声を堪能していたのでドスの効いた声に「プロすげー」とまず感動。けど語尾が甘く響くところがよく聞くと確かにDさん。やべえ中の人わかるとアニメ超楽しいなと真夜中に興奮。あとあと!小西さんの声がちょーかっこよくて夢中なんですが、小西さんも出てらして、しかも静雄と結構一緒にいる役ー!うおー声推しの人と中の人込みでの推しの人が掛け合いしとるー!とさらにガチ興奮をかましました!そいから神谷さんね。というか臨也な。臨也のあのキャラに神谷声とかキャスティングの人が解りすぎている。最高です。キャラと声の親和性が高すぎて泣けるくらい興奮したw静雄と臨也いいなー。萌えるというよりは燃える。戦う男子達素晴らしい。大っ好きな関係性だけど萌えるのとはちょっと違う、というこの微妙な乙女心を誰かわかって欲しいwこのアニメなり原作なりのストーリーは全く存じ上げませんが、今後この対立する二人がもっと大きな敵を前に不本意ながら協力して行く行くは仲間になるんじゃないかしらんと思う私はきっとジャンプ脳です。テヘッ!暇ならこれからも見よう。

*1:二次カテ作ってみました。声の話もこっちにブチ込む暴挙

*2:私これハルヒが「楽しかった夏休みを永遠に」と願ったからだと思ってたんだけど違うんですね。ビューティフルドリーマーとはちょっと異質?けれど、どの繰り返しも他のどの回と別物である点は同じね。まったく同じ言動をなぞるわけではない。

*3:いやまぁこれはエンドレスエイトもそうなんだけど、そっちは冗長とかいうレベルではないのでw

*4:長門ハルヒを観察しに来てる宇宙人であるとか、ハルヒの思い通りに世界は作り変えられるとか