ここから始まる新たなストーリー生まれる/嵐『Popcorn』
俺たちのJストが帰ってきたあああああ……かも!
久々にあらしの新譜を買いました。『Popcorn』、70万枚売れるに相応しい…というか、このご時世70万枚売れるアルバムがこういう丁寧な名盤で良かった。
- アーティスト: 嵐
- 出版社/メーカー: ジェイ・ストーム
- 発売日: 2012/10/31
- メディア: CD
- 購入: 2人 クリック: 19回
- この商品を含むブログ (23件) を見る
で、もう一つ言及せざるをえない相葉ソロ「楽園」。この人ほんとソロで外さないね!?どんなテイストを持ってこられても自分の曲にしてしまう相葉さんのアイドルの才能は十分に知っていたつもりだけど改めて感涙。タイトルを大きく裏切る疾走感溢れるキラキラ曲でたまりません。これまたいわゆるジャニーズ的な意味でのキラキラじゃないのが逆に良いんだよねええええ。さながらピチカートファイヴ「大都会交響曲」の如きときめきとときめきとファンタジー、ひとさじのセンチメンタル。語弊を恐れずに言わせてもらおう、これがアイドルの生み出すサブカルであると!w これバンドオンリーじゃなくてストリングスとかピアノ入ってんのずるいだろ!サビまでチャカチャカいろんな音が遊園地みたいに煌めいて、サビでそれらが一つの方向を向いて一気に駆け上がるような展開が美しすぎる。もうこれストリングス入れたの大正解でしょうがーー!そうでなくても相葉さんの泣き声にも似た鼻声、ハッピー一辺倒と思われる歌詞に隠されたエモ要素*1が良い塩梅のセンチメンタルを演出しているというのに、ストリングスが入ることによって走り気味のリズムに焦燥感の色が乗るのが良い。まぁぐだぐだ言ったけどひとことで言えばエモいです。すごくエモいです。相葉さんはハッピーの裏に滲むセンチメンタルを表現するのが本当に上手い、本人別に意識してるわけじゃないだろうけどw また「楽園」を探すという趣旨のこの曲のあとに「旅は続くよ/汗かいて汚れて/泥だらけでも笑うんだ」「苦い旅も味わうんだ」「肩を組んで共に歩くのさ」っていう「旅は続くよ」に繋がるのがずるい。こんなん勝手にドラマを作り上げて泣くしかないw
もちろんこれ以外にも渋かったりエモかったり二宮……!*2だったりリア充……!*3だったり、緩急や曲の配置がすごく上手いアルバムだなぁと思います。もちろん曲の作りはどれも丁寧で。こういう細かいところが丁寧に作られたものを今の嵐がやることですごく贅沢なものに聞こえるんだよねぇ。こういうアルバムを出してくれて本当に良かった。あらし担ではなく一ファンとして嬉しいです。この1枚がここ3〜4年ご無沙汰だった俺たちのJスト復興のとっかかりになるといいな…。待ってたよJストーム!!そしてこれから先も待ってるよ!!